初めての一人暮らし!賃貸物件の探し方や家賃を安く抑えるコツとは?

「初めての一人暮らしで、どうやって物件を探せばいいのかわからない……」なんて思ったことはありませんか?
初めての一人暮らし。進学や就職に伴い、一人暮らしを始める予定があるものの、何から始めればいいのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、賃貸物件の探し方について、押さえておきべきポイントと併せて、ご紹介します。
現在お部屋探しをしている方や、これからお部屋探しをしようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

知っているようで実は知らない?賃貸物件の探し方

ここでは、賃貸物件の探し方について、順を追ってご説明します。
賃貸物件の探し方には、大きく分けて3つの手順があります。

まずは、家賃の予算と住むエリアを決めます。
次に、防犯設備やバス・トイレ別など、数ある物件の設備・条件の中から、自分にとって必要なものを絞ります。

家賃の予算と住むエリア、必要な条件が決まったら、不動産会社に相談に行きましょう。
不動産会社を利用することで、一人暮らしに関する不安を解消しつつ、お部屋探しをすることができます。

家賃の予算と住むエリアを決める

一人暮らしのお部屋を探す上で、最初にするべきことは、家賃の予算と住むエリアを決めることです。

家賃の予算は、「手取りの3分の1」を1つの目安に、自分の収入や月々の生活費に応じて設定しましょう。
その際、忘れてはいけないのが「初期費用」です。

初期費用とは、賃貸物件を借りる際に発生する、敷金・礼金や、引越し費用のことです。
家賃が高い物件を借りると、初期費用も高くなる傾向があるので、注意が必要です。

住むエリアについては、会社・学校の場所に合わせて探すことをおすすめします。
会社・学校からあまりにも遠いお部屋に住んでしまうと、通勤・通学に時間がかかってしまい、人によってはストレスを感じてしまう可能性があります。

会社・学校の場所に合わせて、お部屋探しをしておくと安心です。

一人暮らしの家賃は「手取りの3分の1」が目安

一般的に、一人暮らしの家賃の目安は「手取りの3分の1」だといわれています。
これは、月々の家賃を支払った上で、ゆとりのある生活を送るために、生活を圧迫しない程度の家賃が、月収の20〜30%程度であることに由来しています。

また、賃貸契約の入居審査も「家賃の30%」が基準であることが多いです。
賃貸契約の申し込みをすると、管理会社や審査会社から、家賃の支払い能力の審査を受けます。

収入に対して家賃が高すぎる場合、この審査が通らない可能性があります。
ただし、人によって理想の家賃は異なります。

たくさん貯金をしたい場合は、家賃を低めに設定することで、浮いたお金を貯金に回すことができます。
一方で、家で過ごす時間が長い場合は、家賃を高めに設定して、住み心地を重視するのもいいかもしれません。

初期費用も忘れずにチェック

お部屋探しをする上で、忘れてはいけないのが「初期費用」です。
初期費用とは、一人暮らしを始めるまでにかかるお金のことで、敷金・礼金や引越し費用、家具・家電の購入費などがこれに当たります。

賃貸物件に入居する際、月々の家賃に加え、敷金・礼金や仲介手数料、火災保険料などを支払う必要があります。
また、新しく家具や家電を購入する場合、その購入費も初期費用に含まれます。

基本的に敷金・礼金は、家賃に応じて設定されているので、家賃が高い物件ほど、最初にかかる初期費用も高くなります。
お部屋探しをする際は、敷金・礼金など、初期費用も忘れずにチェックしておきましょう。

会社・学校の場所に合わせて住むエリアを決める

特定のエリアに住みたいというこだわりがない場合は、会社・学校の場所に合わせて住むエリアを決めるといいでしょう。
不動産情報サイトによっては、通勤・通学時間からお部屋を探すことができます。

自分が実際に通勤・通学することをイメージして、時間や乗り換え回数を指定しましょう。
会社・学校から近い場所に住むと、通勤・通学にかかる時間が減る、交通費を安く抑えることができる、などのメリットがあります。

一方で、あまりにも近い場所に住んでしまうと、気分転換が難しかったり、同僚や友人のたまり場になってしまう可能性があります。
会社・学校から近ければ近いほどいいというわけではないので、通勤・通学にかかる時間を意識しつつ、自分に合ったエリアを探してみましょう。

また、特に女性の場合は、周辺の治安も重要です。
建物周辺の人通りや、街灯の設置状況などを考慮して、お部屋を選びましょう。

気になるエリアがあれば、実際にそこに足を運んで、街の雰囲気を確かめてみるのもいいかもしれません。

設備・条件を決める

家賃の予算と住むエリアが決まったら、お部屋の設備・条件について検討しましょう。
設備・条件とは、お部屋の間取りや日当たり、築年数など、賃貸物件に関するこだわり条件のことです。

具体例としては、「バス・トイレ別」「独立洗面台」「室内洗濯機置き場」「オートロック機能」「モニター付きインターホン」などが挙げられます。

必要な設備・条件は、人によって異なります。
防犯面を重視している場合は、オートロック機能やモニター付きインターホンなど、セキュリティ設備が充実している物件を探してみるといいかもしれません。

家にいる時間が長い場合は、日当たりやバス・トイレ別、部屋の広さなどを重視して、住み心地のいいお部屋を探してみましょう。

部屋の間取りや設備によって家賃は変わる

当たり前のことではありますが、部屋の間取りや設備によって、月々の家賃は変わります。

日当たりがよく、部屋が広くて、設備が充実している物件は、その分、家賃が高く設定されています。
そのため、自分が希望する条件にすべて当てはまる物件を探すと、予算オーバーになってしまうことも。

限られた予算の中で、自分に合ったお部屋を探すためには、必要な設備・条件を見極めることが大切です。
実際に一人暮らしをしている友人や、不動産会社の人に相談してみてもいいかもしれません。

必要な設備・条件を見極め、優先順位をつけることで、限られた予算の中で、納得のいくお部屋探しをすることができます。

アパートとマンションの違いとは?

実はアパートとマンションの定義について、法的な規定はありません。
しかし、基本的には建物の「構造」によって呼び分けられています。

一般的にアパートというと、階数が2階から3階程度で、木造または軽量鉄骨造であるものを指します。
これに対し、マンションは階数に制限がなく、鉄骨造(S)や鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)で建てられています。

アパートは、木造や軽量鉄骨造など、建設コストが低い構造で作られているので、マンションと比べ、家賃が安く設定されていることが多いです。
一方、マンションは、アパートよりも家賃は高めですが、耐久性・防音性に優れているという特徴があります。

不動産会社に相談する

家賃の予算や住むエリア、必要な条件を決めたら、不動産会社に相談に行きましょう。
不動産会社に相談することで、希望条件に一致する物件を紹介してもらうことができます。

不動産会社では、インターネット上で公開されていない「未公開物件」を紹介してもらえることがあります。
未公開物件とは、貸主の事情や不動産会社の事情により、不動産情報サイトなどには掲載されていない物件のことです。

未公開物件の中には、すぐに埋まってしまうような人気物件もあるので、掘り出し物に出会うことができるかもしれません。

不動産情報サイトを利用する

不動産会社に相談する前に、不動産情報サイトを利用して、物件情報を閲覧することもできます。
不動産情報サイトでは、家賃やエリア、こだわり条件を設定して検索することができるので、自分の条件に合ったお部屋を簡単に調べることができます。

また、条件を変えて検索してみることで、どの条件を追加すると、どれくらい家賃が高くなるのかを把握することができます。
自分にとって必要な条件を見極める上で、参考にしてみるといいかもしれません。

不動産情報サイトには、大きく分けて2つのタイプがあります。 1つは、様々な不動産会社の情報を掲載しているポータルサイトです。
取り扱い物件数が多く、幅広い選択肢の中から物件を選ぶことができる特徴があります。

これに対し、不動産会社が直接運営しているサイトは、地域密着型で、物件の詳細まで記載されている特徴があります。
また、大手ポータルサイトには掲載されていない、掘り出し物の物件が掲載されていることもあるので、一度はチェックしてみることをおすすめします。

「おとり物件」に注意

お部屋探しをする上で、注意していただきたいのが「おとり物件」です。

「おとり物件」とは、すでに入居者が決まっていたり、実際には募集していないにも関わらず、物件情報が掲載されている賃貸物件のことです。
「おとり広告」や「釣り物件」とも呼ばれ、不動産会社に来店してもらうためのきっかけとして掲載されていることもあるので、注意が必要です。

しかし、首都圏では2017年1月、関西では2017年8月から、「おとり物件」の規制強化が始まり、おとり物件による不当な集客は少しずつ減り始めています。

知っておきたい家賃を安く抑えるコツ

自分にぴったりの理想のお部屋を探しつつ、家賃を安く抑えたいという方は、「お部屋探しの時期」と「不動産会社」にこだわることをおすすめします。

お部屋探しの時期を選ぶ

実は、賃貸物件の価格は、物件の間取りや設備、立地条件だけでなく、物件を契約する「時期」によっても変動します。
自分に合ったお得な物件を探すためには、時期を選んでお部屋探しをすることが大切です。

一般的に、不動産業界の閑散期は「4月中旬〜8月」だとされています。
閑散期にお部屋探しをすることで、家賃や初期費用、引越し費用を安く抑えることができます。

また、不動産屋さんに丁寧に対応してもらえるため、時間をかけてゆっくりとお部屋を探すことができます。

一方で、新生活シーズンの「1月〜3月」や、人事異動に伴って転勤が増える「9月〜10月」は、不動産業界の繁忙期だといわれています。
繁忙期は、市場にたくさんの物件が出回るため、豊富な選択肢の中から、自分に合った物件を探すことができます。

また、1月から3月にかけての新生活シーズンには、家電量販店や家具販売店が揃ってキャンペーンをおこなうため、家電や家具を安く揃えることができます。

閑散期・繁忙期には、それぞれメリットとデメリットがあります。
家賃を安く抑えたい方や、時間をかけてゆっくりとお部屋探しをしたい方には、閑散期のお部屋探しがおすすめです。

一方で、幅広い選択肢の中から物件を選びたい方や、駅近や新築などの人気物件に住みたい方には、繁忙期のお部屋探しがおすすめです。

格安物件の専門店に相談する

とにかく家賃を安く抑えたいという方には、格安物件の専門店へのご相談がおすすめです。
専門店は、格安物件を専門的に取り扱っているため、幅広い選択肢の中から、自分にぴったりのお得な物件を探すことができます。

また、格安物件に関する知識・経験も豊富なので、安心してお部屋探しをすることができます。

安くてお得な物件をお探しなら「部屋まる。」へ

「部屋まる。」は、都内の格安物件数最大級を誇る、賃料6万円以下の専門店です。
安くてお得な物件を多数取り扱っているので、豊富な賃貸物件の中から、自分にぴったりのお得な物件を探すことができます。

また、知識・経験が豊富なスタッフがマンツーマンで対応致しますので、一人暮らしに関する様々な不安を解消しながら、安心してお部屋探しをしていただくことができます。

魅力的な物件を多数取り揃えておりますので、ぜひ一度お気軽にご相談ください。