上京時に東京以外のエリアに暮らすメリット!東京に通勤・通学しやすいおすすめのエリアとは

「上京」という言葉を使用する際は「地方から東京に移住すること」を意味することが多いです。

しかしながら、最近では東京の大学への進学や東京の企業への就職・転職に伴って近隣エリアに移住することも、上京と表現する人が増えています。

元々「上京」という言葉には「国の都にいく」という意味があり、都が京都にあった時代は他の地方から京都にいくことを上京と呼んでいました。

現在、日本の首都は東京なので、辞書での定義も「東京に行くこと」となっています。 とはいえ実際のところ、東京への旅行や出張を上京という人は少ないため、上京という言葉の慣用的な意味はかなり多様だといえます。

今回は、東京近辺に移住を考えている人に向けて、上京時に東京以外に暮らすことで得られるメリットやおすすめの東京近郊エリアについて紹介します。

上京予定のある方や上京をお考えの方は、ぜひ本記事を理想のお部屋探しにお役立てください。

上京する際に東京以外に住む人は多い

お伝えしたとおり、本来は地方から東京に行くことを上京と呼びますが、最近ではその慣用的な意味が多様化しています。

東京以外の地域に住んでいても都内の学校や会社に通っていれば上京と見なす人は少なくありません。

実際に、東京近郊にはメリットや魅力が多く、あえて上京時に東京以外のエリアを探す方もいます。

本記事では東京以外の地域に移住するメリットやおすすめのエリアをご紹介しますが、具体的な上京の手続きや準備については、ぜひこちらの記事をご参照ください。
▶︎はじめての上京の準備はこれで完璧!上京時に必要なものをご紹介

上京後、東京以外に住むメリット

上京する際にあえて東京以外のエリアに暮らすことで得られるメリットは大きいです。
ここでは、5つのポイントについて詳しく解説します。

家賃が都内よりも安い

メリットの1つ目は家賃の安さです。

東京は人気エリアということもあり、他の地域と比べて家賃相場が非常に高いです。
日本政府が5年おきに実施している「住宅・土地統計調査」の最新データである平成30年度調査分では、1ヶ月あたりの家賃平均は以下の通りです。

・東京:80,995円
・神奈川:68,102円
・埼玉:59,345円
・千葉:57,401円

参照:平成30年住宅・土地統計調査

ちなみに同調査における全国平均は55,675円なので、東京の家賃は平均して2万5千円ほど高いことがわかります。

東京と比較すると、近郊のエリアの平均は1万円〜2万円ほど家賃が安いです。
生活する上で大きな出費である家賃を少しでも低く抑えられる点は、非常に魅力的といえるでしょう。

食料品などの物価が都内より安い

東京近郊のエリアは、東京と比較すると食料品など物価が安い傾向があります。

厚生労働省が物価の地域差を調査した「消費者物価地域差指数」では、全国平均を100として数値が高いほど物価が高く、低いほど物価が低くなるように集計されています。

この消費者物価地域差指数の2021年(令和3年)調査結果は以下の通りです。
・東京:104.5
・神奈川:103.0
・埼玉:100.3
・千葉:100.6

参照:消費者物価地域差指数-小売物価統計調査(構造編)2021年(令和3年)結果-

ちなみに、東京都の104.5という数値は全国で最も高く、東京は日本で最も物価が高いエリアです。

東京は9年連続で最高値を記録しており、今後も全国的にみて物価が高い状況は続くことが見込まれます。

神奈川、埼玉、千葉の3県は東京と比較すると物価が安いので、メリットは大きいといえるでしょう。

電車やバスのアクセスが都内よりもよい

東京の学校や会社に通う場合、通学時の時間や乗り換えの手間も重要なポイントです。

実は同じ都道府県である東京都内よりも神奈川や埼玉、千葉などのエリアの方が通学・通勤しやすいケースも少なくありません。

東京まで乗り換えなしで移動できる地域や、快速や特急電車がとまるエリアに暮らすことで、通勤・通学の負担を減らすこともできます。

都内でも電車の乗り換え回数が多かったり、満員電車だったりと移動の負担が大きくなる可能性があるので、実は東京以外のエリアは通勤・通学の観点でもメリットは大きいです。

駐車場付きの物件を借りやすい

都内は全国的にみて家賃が非常に高いエリアですが、それは駐車場代についても同じです。

都内では1台分の駐車場代相場が3〜5万円といわれています。
現在、車を保有されている方や今後複数の車を所有したい方にとって、東京で家と駐車場を借りるのは非常に負担が大きいといえます。

神奈川や千葉など東京以外のエリアに住むことで、駐車場を借りる場合でも費用を抑えやすくなります。

東京に住むメリット・デメリット

ここまで東京ではなく東京近郊に暮らすメリットをお伝えしましたが、やはり東京での暮らしも捨てがたいという方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん東京での暮らし、東京近郊での暮らしそれぞれにメリット・デメリットがありますので、良い面と悪い面の両方を知ることが大切です。

本記事では東京近郊で暮らすメリットをご紹介していますが、こちらの記事では東京で暮らすメリットとデメリットをご紹介しているので、ぜひ合わせてご参照ください。
▶︎上京する人必見!地方から東京に移り住むメリットとデメリットを解説

東京近郊の人気エリア

東京への通勤・通学にもおすすめなエリアとその理由を紹介します。

関東地方の中でも東京へのアクセスを考えると、神奈川県・埼玉県・千葉県の3県が特におすすめです。
ここではこの3県の中でも特におすすめなエリアを解説します。

神奈川県の人気エリア

神奈川県は渋谷や新宿まで乗り換えなしで移動できる地域が多く、通勤・通学しやすいメリットがあります。

観光としても人気な横浜や鎌倉、湘南などのエリアも神奈川県内にあるため、プライベートでも充実した暮らしを求めている方にも人気です。

東横線や田園都市線、京浜東北線、小田急線などの利便性の高い路線も多く通っているので、非常に暮らしやすいといえます。

具体的なおすすめエリアとしては横浜、日吉、菊名、川崎、溝の口、新百合ヶ丘、武蔵小杉、登戸、海老名などが人気です。

いずれも東京までのアクセスがよく、近隣にショッピングモールやデパートがあるのも魅力です。

埼玉県の人気エリア

埼玉県も渋谷や新宿、池袋までのアクセスが良くで人気が高いです。

ショッピングモールやデパートも多くあり、またアクティビティが楽しめる施設もあるため休日の過ごし方も多様な点も魅力といえます。

具体的なおすすめエリアとしては大宮、浦和、川口、戸田、川越、所沢、和光などがあります。
特に埼京線や副都心線沿線のエリアは通勤・通学に適しているでしょう。

千葉県の人気エリア

東京ディズニーランドや東京スペイン村、鴨川シーワールドなどの人気スポットが集まる千葉県も、東京へ通勤・通学しやすいエリアです。

総武線や成田線、京葉線、京成線、東西線、常磐線などJRの路線が充実しており、東京・丸の内方面や新宿などへのアクセスも抜群といえます。

具体的なおすすめエリアとしては松戸、津田沼、浦安、船橋、市川、本八幡などがあります。

上京時の物件選びは計画的に進めることが大切

上京する際には引越しや退去・入居前後の手続きなど気をつけるポイントが多くあります。

転出届の提出や公共料金の手続き、免許証などの住所変更など必要な手続きは多いです。
お部屋探しや引越し業者の手配と並行して、これらの引越しにまつわる手続きも計画的に進めましょう。

こちらの記事で状況の準備についてはまとめてご紹介しています。
▶︎はじめての上京の準備はこれで完璧!上京時に必要なものをご紹介

お部屋探しを進めるにあたって、どのように進めるべきかわからず時間がかかってしまう方も多いです。

物件選びに関しても、家賃や学校・職場へのアクセス、間取りなど条件ごとに洗い出した上で計画的に進めることが大切といえます。

東京周辺の物件をお探しの方は、ぜひ部屋まるにご相談ください。
興味をお持ちの方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。

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上京する際に東京以外に暮らすのはメリットがたくさん

上京する際に、東京への通学・通勤がしやすい近隣エリアに暮らす人は多いです。

近郊のエリアは都内よりも家賃や物価が安く、生活しやすい点が魅力といえます。
主要な路線が通る駅の近くに暮らすことで、場合によっては都内よりも通勤・通学がしやすいケースもあります。

都内と東京近郊どちらを選ぶかお悩みの方は、ぜひ部屋まるにご相談ください。

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