「春からは東京で、憧れのキャンパスライフ!」と大学生活に思いを馳せている皆さん。
大学生活はこれまでよりも自分で時間を自由に決められる事柄が多く、様々なことに挑戦できる、とても楽しい時期です。
しかし、楽しい大学生活の前にも、部屋探しや引越し準備、住民票の移動などやらなくてはならないことは沢山あります。
特に部屋探しは毎日の生活に関わる部分ですので、慎重に行っていきたいですよね。
今回は、大学生向けの東京の部屋探しで知っておきたいことについてご紹介していきます。
目次
入居希望者が多い時期や少ない時期など、タイミングによってお部屋探しの仕方も変わってきます。
ここでは各入試の合格発表時期ごとでのお部屋探しの難しさについてご紹介していきます。
多くの場合は年内、遅くとも2月頃には合格通知が届いているAO・推薦入試は、入居希望者が多くなる初春よりも早くから部屋探しを始められます。
そのため、大学周辺の環境をリサーチしたり、沢山内見をしたり、と余裕を持って物件選びができます。
2月の上旬から3月の頭にかけて合格発表があるため、学校が始まる4月までに1〜1.5ヶ月程かけて部屋探しをおこなえます。
この時期は、卒業や転勤で4月から空き予定の物件が多く、人口の多い都内においては良い条件の物件情報が見つかりやすくなります。
3月後半に合否が出る国立後期入試生は、部屋探しには時期が遅く、少し不利な状況です。
しかし、まだ借り手がついていない物件では、オーナーが次の年度まで入居者がいないことを恐れて家賃や賃貸契約の初期費用を通常よりも安くしてくれる場合があります。
時期が悪いからと諦めずに、希望の条件に合った部屋を根気強く探していきましょう。
東京で一人暮らしをする学生の家賃は管理費込みで6万円、家賃も含めた生活費は12万円程度が相場といわれています。
家賃と生活費は個人のライフスタイルや経済状況によって異なりますが、おおよそ上記の金額で学生生活の一人暮らしは可能です。
3大都市圏の平均時給を元に、一人暮らしの大学生のアルバイト代を考えてみましょう。
3大都市圏のアルバイト・パートの平均時給は1088円(ジョブズリサーチセンターより引用)で、一般的な学生で週に3回、1回あたり5時間程度働いているケースが多いです。
これにより、1089円×週3回×5時間×1ヶ月(4週間)で月々のバイト代は6万5340円となります。
家賃は管理費込みで6万円程度かかるとご紹介しましたが、上記に挙げた大学生を例では1ヶ月のアルバイト代家賃を払うので精一杯になってしまいます。
そのため、学生の多くは奨学金やご家庭からの仕送りを家賃や生活費に充てており、実際に親元を離れて暮らす学生の77%はご家庭からの仕送りを利用して生活しています。(全国大学生活協同組合連合会より引用)
勉強をするために大学に通っているにも関わらず、生活のために月々のアルバイトが多いことで満足に勉強が出来ない、となってしまえば本末転倒です。
ご家庭の経済状況にもよりますが、家賃や生活費の負担についてはよく話し合って決めましょう。
生活費の中でも支払う額が大きい家賃を抑えれば、生活費全体を抑えることができます。
予算オーバーしてしまう場合は、なるべく条件は変えずに、家賃を抑えられないか一度、不動産屋さんに相談してみてください。
部屋まるは、賃料6万円以下の物件を専門に扱っており、実績豊富なスタッフによるマンツーマンでの対応で、幅広い選択肢の中から自分に合った物件を選ぶことができます。
「生活費を安くするために、家賃が安い物件に住みたいけど、なかなかイメージがつかない…」という方は、ぜひお気軽に相談してください。
ここでは、一人暮らしの大学生の部屋探しでポイントとなるエリアの選び方と条件の絞り方についてご紹介していきます。
周辺地域で食品を手に入れられるかは、特に重要です。
一人暮らしで体調を崩してしまったり、お腹が空いたけど家には何もない…という時のために、徒歩で行ける圏内でスーパーやコンビニがあると便利でしょう。
電車を使って大学に通う学生では30分程度、徒歩や自転車、バイクなどで通う学生は15〜20分程度で通える距離の物件が良いでしょう。
大学から近いと交通費が抑えられたり、図書館などの大学施設が利用しやすかったりと便利なことが多いです。
物件選びの際には、同じマンション・アパート内にどんな入居者がいるのか確認しておくと良いでしょう。
生活リズムの違う人が隣の部屋であると、自分の寝ている時間に隣の人の生活音が気になったり、反対に自分の活動している時間の生活音が隣の人とっては迷惑だったりと、隣人トラブルの原因になりやすいです。
特に、大学生は夜型の生活になりやすい傾向にあるため、周囲の部屋に生活時間帯が同じ人住んでいるかを確認することをおすすめします。
大学生の住む部屋の間取りは、大体が「ワンルーム」か「1K」どちらかであり、どちらも一人暮らしで人気のある間取りです。
これら2つの違いとしては、玄関から奥の部屋までの一つの空間にキッチンと玄関を隔てる仕切りがあるかないかです。
仕切りのない「ワンルーム」では玄関から生活空間が見えやすいことから「1K」の相場よりも家賃が高い傾向にあります。
大学生の住む部屋の広さとしては、6~8畳の部屋が一般的です。
6畳の部屋はベッドやテレビ台、ローテーブルなどを置くことができますが、その他のソファやデスクをおいても空間に余裕がもてる8畳の部屋に比べると、人によっては多少窮屈に感じる場合もあるかもしれません。
また、注意しておきたいのが「6畳ワンルーム」と「6畳1K」の物件の違いについてです。
「6畳ワンルーム」と言った時では玄関からキッチン前のスペースも6畳のスペースに入るため、実際に生活する空間は「6畳1K」の部屋よりも狭くなります。
家具を置いてみたら部屋が窮屈な印象になってしまったということにもなりかねませんので、物件選びの際はどんな家具をどんな配置で置くのかという点もイメージしておくと良いでしょう。
大学生の一人暮らしでは、ワンルームや1Kなどの部屋数の多くない物件に住むケースがほとんどです。
入居して家具や家電を置いてみたら、意外と狭くて他の荷物の置き場に困る、なんてこともあるかもしれません。
収納スペースがきちんと確保できれば、物が多い人でもすっりとした部屋にすることが可能であるため、収納スペースの有無や大きさに注意すると良いでしょう。
日当たりの良さや風通しは洗濯物の乾きやすさの他に、健康管理や部屋の清潔さの面でも良いといえます。
朝に陽が入る東や南向きの部屋であると、体に日光を浴びることで体内時計が調整されやすく、体調を崩しにくい体づくりがおこなえます。
さらに、風通しの良い部屋であれば、カビも生えにくく衛生的です。
一人暮らしをするにあたって食費を浮かせるためにも自炊を始めたい方もいると思います。
コンロの数やシンクの位置、水回りなろ、物件によって様々な種類のキッチンがあります。
一人暮らしをはじめて自炊をしたいと考えている方、また趣味の一環として料理をしたい方は、キッチンの広さや設備の機能性などをよく考えて条件を設定した方が良いでしょう。
まずは洗濯機、冷蔵庫、布団、掃除機、カーテンといったような、生活する上で必要なものを揃えましょう。
初めての一人暮らしは特に「あれも使うかもしれないから」「使いたい時にないと困るから」といった理由から、あまり使わない物まで買い揃えようとしてしまうことがあります。
家具や家電は値段が高い上にスペースをとることも多いです。
一人暮らしが始まると同時に買い揃えようとするのではなく、実際に生活をしてみて本当に必要なものを少しずつ買い集めていくと、お金も部屋のスペースも無駄にしなくて済みます。
今回は大学生のお部屋探しで知っておきたいことについてご紹介しました。
東京での部屋探しに関する情報を網羅的にご紹介しましたが、これらに加えて進学予定の大学に実際に通っている先輩からさらに細かな情報収集ができれば、尚良いでしょう。
東京での一人暮らしへの不安や疑問を解消して、快適で楽しいキャンパスライフを送りましょう。
ぜひ東京のお部屋探しは部屋まるにご相談ください。