上京して一人暮らししたいけど、初めての土地で一人暮らしなんて自分にできるのか心配・・・という方、いらっしゃいませんか?
確かに知らない土地で一人暮らしするのは不安に思うかもしれません。 しかし、上京前にしっかりと知識をつけておけば、あまり心配しすぎる必要はないでしょう。
今回は上京して一人暮らしする際のポイントや上京にかかる費用、上京の流れをそれぞれ紹介します。
まずは上京して一人暮らしする際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
東京は地方よりも家賃や物価が高い傾向にあるため、しっかりとお金を管理することが重要です。
何にいくら使うのかを可視化するためには、家計簿をつけ収支を管理するのが良いです。 家計簿を見ながら節約できるところを見つけて無駄な出費は省くことが大切です。
また、心配な方はお金を多めに用意して上京を始めると安心できます。 万が一のこともありますので、ギリギリの貯金で上京するよりは多めに貯金しておいて、余裕を持って上京する方が良いです。
東京は賑やかな場所も多いため、治安には気をつけましょう。
同じ街でも時間帯によって雰囲気が違ったりすることもあるため、上京前に東京に詳しい人聞いたり、警視庁が都道府県別に出している「犯罪情報マップ」を利用するなどして東京の治安情報を知っておくと良いです。
東京に慣れるまでは不安に思った地域には近づかないようにするなどして、可能な限りリスクを避けた生活を送るようにしましょう。
また、特に女性の場合は、物件選びの際に物件の周辺環境やセキュリティ面を重視すると良いです。 大通り沿いや帰り道が明るいところ、オートロックがついている物件など、女性が一人暮らしする際に押さえておきたいポイントはいくつかあります。
こちらの記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧になってください。
▶︎女性が東京で一人暮らしする際に気をつけておきたい物件選びのポイント
「上京するなら100万円貯めろ」とは昔からよく言われているため、耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
「100万円も貯めるなんて先の遠い話だ・・・」と思うかもしれませんが、上京費用は工夫することで抑えることができます。
家賃や引っ越し費用は不動産業界の繁忙期と閑散期によって変動するため、上京費用を抑えるなら閑散期に上京するのがおすすめです。
不動産業界の繁忙期は新生活に向けて引っ越しをする人が増える1〜3月、閑散期は4月中旬〜8月、9〜10月は繁忙期ほどではありませんが少し忙しい傾向にあります。
上京時期にこだわらない方は、不動産業界があまり忙しくない時期を狙って上京してみるといいでしょう。
しかし、新生活に合わせて上京する方は、閑散期に上京するのは難しい方もいるでしょう。 その場合には、不動産屋によっては上京キャンペーンをおこなっている場合があるので、利用してみると良いかもしれません。
上京キャンペーンを利用することで初期費用が安くなったり、交通費を負担してもらえたりすることがあります。
上京するには様々な費用が必要になります。 ここではその内訳をご紹介します。
賃貸の初期費用は一般的に家賃の4〜5ヶ月分と言われており、家賃に大きく左右されます。 賃貸の初期費用には以下のものが含まれています。
貸主に「担保」として預けるお金です。 退去時に修繕費などが差し引かれて、残金があれば返金される仕組みです。
貸主に「謝礼」として支払うお金です。 こちらは敷金とは違い、返金されません。
不動産会社や仲介業者に支払う成功報酬型のお金です。 成功報酬であるため、契約するまでこのお金は発生しません。
また、不動産業者を介せずに個人間で不動産を売買する場合にもこのお金は発生しません。
賃貸は基本的に前払いのため、翌月分の家賃+当月分の残りの日数の家賃も賃貸の初期費用に含まれます。
前に住んでいた人が利用していた鍵を新しく変えるための費用です。 鍵の交換は任意ですが、防犯上の観点からは交換しておいた方が良いでしょう。
火災保険や地震保険などの費用です。 賃貸物件では、火災保険に加入することが義務付けられています。
物件によっては消毒・クリーニング代、保証会社加入費用、有料サポートサービスなどの費用が必要になります。
賃貸によっては敷金・礼金がかからなかったり、仲介手数料がかからない物件もあります。
賃貸の初期費用を安く済ませたい方は、事前にいくら初期費用がかかるのか確認しながら、家賃の安い物件や敷金・礼金のかからない物件などを探してみましょう。
先ほども述べた通り、繁忙期と閑散期によっても引っ越し費用は変動しますが、その他にも移動距離や荷物の量などによっても金額が変わってきます。
移動距離は長い方が高額に設定されており、基本的に関東と中部地方以外は長距離に含まれることが多いです。 引っ越し業者によっても金額は変わってくるので、いくつかの業者で見積もりをとってもらって比較するようにしましょう。
また、引っ越し費用は荷物の量にも左右されます。 引っ越し費用を抑えたい方は、必要最低限のものだけを持って上京するようにしましょう。
引っ越し業者によっては「単身パック」といった一人暮らし向けの引っ越しプランが用意されていることがあります。
引っ越し業者指定のトラックに荷物が乗りきる場合、「単身パック」でお得に引っ越せることがあるので、引っ越し費用を抑えたい方は利用してみるのも良いかもしれません。
初めて一人暮らしされる方は、家具家電や生活必需品の購入が上京する際に必要になります。
家具や家電は引っ越しの際に全て揃える必要はないので、最初は必要最低限の物だけ購入するようにしましょう。 他のものは必要だと感じた時に買い足すようにすれば良いです。
実家から今まで使っていた家具や家電などを持っていくのも上京費用の節約になります。
また、テレビやベッドなどの大型の家具は、部屋に入らなかったり、置くと圧迫感があったりする可能性があるため、部屋に置く際にはしっかりと寸法を測った上で検討しましょう。
家賃、食費、交通・交際費、光熱費、通信費などを合わせた生活費1~2ヶ月分が上京の際に必要です。
上京後の就職先が決まっている場合には1〜2ヶ月分ほどで良いですが、収入源が定まっていない場合には3ヶ月分以上あると安心です。
2019年に総務省統計局が出した「家計調査報告」の家計収支編では、一人暮らしの生活費の平均は163,781円となっています。
就職先が決まっている人は16〜32万円前後準備しておくと良いでしょう。 安定した収入が見込めていない人は、50万円以上準備しておくと安心です。
しかし、これはあくまで目安ですので、上京後の自分の生活スタイルに合わせて生活費を計算してみましょう。
上京するまでの主な流れを解説します。
上京費用+上京後の生活費1〜2ヶ月分ほどを貯めておきましょう。
上京する1.5〜2ヶ月ほど前になったら物件探しを始めましょう。住むエリアや家賃、希望の設備などから希望に合う物件を探します。
また、大学生は別ですが、就職が決まっていない場合は同時に就職活動も開始しましょう。 無職の場合、入居審査が通りにくいことがあるので上京前に就職先を見つけておくのがおすすめです。
上京前にお部屋の内見に行く際に、同時に面接を受けてしまえば交通費の節約にもなります。
お部屋や仕事が決まったら引っ越し業者の手配を始めましょう。
引っ越してからも様々な手続きをしなければならないため、入社または入学のタイミングギリギリで引っ越すよりは、多少余裕を持って引っ越す方が良いでしょう。
引っ越し日に向けて荷造りやガスの利用開始の申し込みなどの準備を始めましょう。 引っ越す前に必要な手続きには以下のようなものがあります。
・公共料金 ・郵便物の転送 ・携帯電話、スマートフォン等の住所変更 ・印鑑登録の廃止
引っ越す前に、地元の自治体で転出手続きをする必要があります。 引っ越しの2週間前から提出が可能になります。
荷物の搬出が終わったら、いよいよ新居に移動です。
荷物の搬入が終わったら荷ほどきをして、日用品などの足りないものの買い出しに行きましょう。 寝具類やトイレットペーパー、食品等は、引っ越したその日から必要になるので購入しておきましょう。
引っ越しが終わったら引っ越し先の自治体に2週間以内に住民票を移さなければなりません。
また、その際に合わせてマイナンバーカードの住所変更も済ませてしまうと良いです。 こちらも引っ越してから14日以内という期限があるため、忘れずにおこないましょう。
ここまで上京して一人暮らしするために身につけておきたい知識を紹介しましたが、上京は自分一人で全てやろうとすると無駄に費用が高くついてしまったりして、うまくいかないことがあります。
特に物件は自分で探すことが難しいため、不動産屋などの専門家に相談するのがおすすめです。
費用を抑えて上京したいと方は「部屋まる。」がおすすめです。 「部屋まる。」は賃料6万円以下専門のお得な物件をに扱う不動産屋です。 豊富な物件の中から「おしゃれなデザイナーズ物件にお得に住みたい」、「バス・トイレ別の物件に住みたい」などの自分の希望に沿った物件を選ぶことができます。
また、知識・経験が豊富なスタッフがマンツーマンで対応致しますので、上京での一人暮らしに関する様々な不安を解消しながらお部屋探しをしていただけます。
上京に不安を抱いている方や上京費用を抑えてお部屋探しをしたい方は、ぜひ一度「部屋まる。」までお気軽にご相談ください。