お部屋探しをしている中で、「安くておしゃれなデザイナーズマンションに住んでみたいけど、安い理由がわからなくて不安……」なんて思ったことはありませんか?
おしゃれで洗練された雰囲気のデザイナーズマンションは、誰もが一度は憧れるものですよね。
一方で、家賃が高めに設定されているため、手を出しにくいのも事実。
しかし、諦めるのはまだ早いです。
実は、デザイナーズマンションの中には、安くておしゃれな物件がたくさんあります。
そこで今回は、デザイナーズマンションが安い理由と、安いデザイナーズマンションの特徴についてご紹介します。
デザイナーズマンションに少しでも興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
デザイナーズマンションには、大きく分けて2つのタイプがあります。
1つ目は、新築物件で最初からデザイナーズマンションとして建築された物件です。
新築物件としての価値に加え、デザイナーズマンションという付加価値がつくため、相場よりも高い家賃が設定されていることが多いです。
2つ目は、築年数が古い物件をリノベーションしたデザイナーズマンションです。
リノベーションしているため、建物の外観や部屋の内装は、新築物件や築浅物件のようにきれいです。
しかし、築年数が古い物件は、家賃相場が安くなるため、おしゃれなデザイナーズマンションでも安く住むことができます。
そもそも、一体なぜデザイナーズマンションは高いのでしょうか。
デザイナーズマンションの家賃が、一般的なマンションの家賃よりも高くなる理由として、主に2つの理由が挙げられます。
1つ目の理由として、デザイナーズマンションの建築にあたり、高い設備投資がかかっていることが挙げられます。
デザイナーズマンションの中には、ロフトやシステムキッチンなど、一般的なマンションにはない設備が充実している物件があります。
このような場合、設備の取り付けに費用がかかるため、家賃が高くなることがあります。
2つ目の理由は、デザイナーズマンションの人気の高さです。
都心部のデザイナーズマンションは人気が高く、空室待ち物件も少なくありません。
特に人気のあるデザイナーズマンションだと、入居希望者が多いため、家賃をさらに引き上げることもあります。
家賃が高いイメージのあるデザイナーズマンションですが、実は、安い家賃で住むことができるデザイナーズマンションもあります。
新築ではなく、デザイナーズマンションとしてリノベーションされた物件は、家賃相場が安いため、新築のデザイナーズマンションよりも安い家賃で住むことができます。
建物自体の築年数は古い傾向にありますが、建物の外観や部屋の内装は新しくて綺麗なので、家賃を安く抑えつつ、おしゃれなデザイナーズマンションに住むことができます。
デザイナーズマンションによって、部屋の間取りや設備、建物の構造は、大きく異なります。
それぞれの条件の特徴を把握することで、自分にぴったりのお得な物件を探すことができます。
ここでは、デザイナーズマンションの特徴を「浴室・トイレ」「部屋の間取り」「収納スペース」の3つに分類し、それぞれのメリット・デメリットについてご説明します。
お部屋探しをする上で、確認するべきポイントの1つとして「浴室・トイレ」が挙げられます。
トイレやお風呂、洗面台などの水回りは、生活する上で欠かせない設備なので、自分にライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
自分に合った設備を選ぶことで、家賃を抑えつつ、快適に生活することができます。
築年数が古い物件をリノベーションしたタイプのデザイナーズマンションは、トイレとお風呂、洗面台が1つの部屋にある「3点ユニットバス」が多いです。
3点ユニットバスのメリットとして、バス・トイレ別の物件に比べ、家賃が安いことが挙げられます。
また、浴室とトイレが一体となっているので、シャワーを使って簡単にトイレ掃除をすることができます。
一方で、浴室とトイレが一体になっているため、湿度が高くなりやすく、カビが生えやすいというデメリットがあります。
他にもデメリットとして、トイレとお風呂、洗面台が1つの部屋にあるので、収納スペースが少ないことが挙げられます。
お風呂が好きな方や、洗面台にたくさん物を置きたい方は、3点ユニットバスは避けた方がいいかもしれません。
一方、普段はシャワーで済ませることが多い方や、収納スペースにこだわりがない方は、3点ユニットバスの物件を選ぶことで、家賃を安く抑えることができます。
意外と見落としがちなのが「ガスの種類」です。
ガスの種類によって、月々にかかる家賃やガス料金は大きく異なります。
家賃や生活費を安く抑えたい方は、ガスの種類にも注目しましょう。
自宅で使用するガスには、都市ガスとプロパンガスの2種類があります。
都市ガスに比べ、プロパンガスの料金は高めに設定されていることが多いので、入浴や自炊の習慣がある方には、都市ガスの物件がおすすめです。
一方で、プロパンガスの物件は、家賃が安いというメリットがあります。
入浴や自炊の習慣がない方は、プロパンガスの物件の方がかえって安く済む可能性もあります。
おしゃれで洗練された雰囲気のデザイナーズマンションは、部屋の間取りにも特徴があります。
ロフト付き物件や、コンクリート打ちっぱなしの部屋は、デザイナーズマンションの中でも特に人気のある条件です。
中には、建物の外観をスタイリッシュに保つため、ベランダがない物件も。
自分のライフスタイルに合わせて、必要な条件・設備を考えることで、納得のいくお部屋探しをすることができます。
デザイナーズマンションの中でも、特におしゃれと評判なのが、ロフト付き物件です。
ロフト付き物件は、見た目がおしゃれなだけでなく、寝室や収納スペースとして使用することもできるので、利便性も抜群です。
しかし、ロフトスペースは空調が効きにくく、寝室としては使用するには、温度調節が難しいというデメリットがあります。
また、狭いスペースなので、掃除しにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ロフトの実用性が不安な方は、事前に内見をする際にロフトの高さや広さ、温度を確認しておくと安心です。
デザイナーズマンションには、コンクリート打ちっぱなし物件もたくさんあります。
コンクリート打ちっぱなし物件は、デザイン性に優れていて防音性が高いというメリットがあります。
耐火性が高いため、地震や火事が起きた時も安心です。
一方で、夏は暑く、冬は寒いというデメリットがあります。また、カビや結露が発生しやすいので、こまめな掃除が欠かせません。
主な寒さ対策としては、カーペットや断熱材、発泡スチロールを敷くことが挙げられます。寒さ対策をおこなうことで、冬でも快適に過ごすことができます。
デザイナーズマンションの中には、建物の外観をスタイリッシュに保つため、ベランダがない物件もあります。
ベランダの必要性については、個人のライフスタイルによって大きく異なるため、一概に決めることはできません。
自分のライフスタイルを考えて、ベランダの必要性を判断しましょう。
洗濯物は外で干したいという方や、テラスに出るのが好きな方、ゴミをベランダに置いておきたいという方には、ベランダ付きの物件がおすすめです。
一方で、外に洗濯物を干さなくても、乾燥機や浴室乾燥で十分という方や、デザイン性を重視したい方は、ベランダ付きの物件にこだわる必要はないでしょう。
洋服や靴、趣味の道具など、私物をたくさん持っている方は「収納スペース」に注目してみるといいかもしれません。
収納スペースが少ない物件に住むと、収納家具が必要になるため、デザイナーズマンションの洗練された雰囲気が崩れてしまう可能性があります。
また、部屋の雰囲気に合った家具を新しく購入するとなると、初期費用が高くついてしまいます。
私物が多いという方は、収納スペースに注目して、お部屋探しをしてみるといいかもしれません。
デザイナーズマンションが安い理由や、安いデザイナーズマンションの特徴を把握しておくことで、安心してお部屋探しをすることができます。
自分にライフスタイルに合わせて、必要な設備・条件を決めることで、家賃を安く抑えつつ、自分にぴったりのおしゃれなデザイナーズマンションを見つけることができます。
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