格安物件の探し方とは?家賃相場よりも安く住むコツを徹底解説

お部屋探しをしていて「できるだけ家賃を安く抑えたいけど、どう調べればいいのかわからない」「もっと格安な家賃の物件を調べる方法はないのかな」と思っている方も多いのではないでしょうか。

格安物件の定義は正確に定められておらず、人の感じ方によって変わるうえに、エリアによっても変わります。
例えば、家賃相場の低いエリアであれば賃料6万円の物件は相場通りの普通の物件となるでしょうが、都内人気エリアで賃料6万円の物件となればとても格安の条件のいい物件ということになります。

そのためここでは、格安物件を「一般的に安い物件と言われる物件の中でも、より安く格安に住むことができる物件」と定義して、格安物件の探し方や探すコツについて詳しく解説していきたいと思います。

格安物件の探し方

まず家賃相場を考慮してエリアを決める

家賃はエリアによって大きく変わります。まずは、家賃相場を考慮して格安物件を探すエリアを決めましょう。

先に願望だけでエリアを決めてしまうと、一般的にはその中で家賃を重要視して物件を探しても、家賃はそのエリアの家賃相場より2万円ほどしか安くならないといわれています。

とにかく家賃が安い格安物件に住みたいという方は、まずは家賃相場を調べて、自分の希望の家賃がありそうなエリアを選んでその中で物件を探してみましょう。

通勤時間や交通費も考慮して決めるのがポイント

格安物件を探すエリアを決める際には、通勤時間や交通費も考慮して決めることもポイントです。

いくら家賃相場が安いエリアを選んだとしても、勤務地や学校へのアクセスが悪く、通勤時間や交通費が余計にかかってしまう場合は、逆に日々の出費がかさんでしまうかもしれません。

家賃相場だけでなく、今後生活する上でかかるお金や時間を考慮してエリアを決めましょう。

次に希望条件を絞って物件を探す

希望条件が多すぎると、家賃が高くなってしまう傾向があります。
物件を探すエリアを決めた後は、なるべく希望条件を絞って格安物件を探していきましょう。

例えば、格安物件の特徴は以下のようなものがあります。

  • ・築年数が古い
  • ・駅から遠い
  • ・設備が共用
  • ・線路や高速道路が側にある・・・etc

このように、格安物件に住むためには、ある程度条件に妥協しないと見つけられないものも多いです。
しかし、築年数が古くても比較的綺麗なリノベーション物件もありますし、昼間家にいない人にとっては電車の騒音はあまり気にならないかもしれません。

希望する条件の中で優先順位をつけて妥協できるものは妥協し、これだけは譲れないという条件だけに絞って物件を探しましょう。

格安物件を数多く取り扱っている不動産屋に依頼するのも効果的

自分の条件にぴったりの格安物件を探すのはなかなか難しいものです。
そこで、格安物件を数多く取り扱っている不動産屋に依頼してみるのはいかがでしょうか。

例えば、「部屋まる。」は多数の格安物件の取り扱い実績がある不動産屋です。
格安物件への知識や経験が豊富にありますので、格安物件を探すのに悩んでいる方は一度ご相談ください。

格安物件の探し方のコツ

ここまで、格安物件の探し方について紹介しましたが、ここからは、より格安な物件を探すためのコツについて解説していきます。
格安物件の探し方のコツを押さえて、自分の条件に合った格安物件を探してください。

家賃相場の低いエリアを選ぶ

いくら家賃相場よりも低い物件を選んでも、エリアの家賃相場が高ければその分、家賃が高くなってしまいます。
とにかく家賃が安い格安物件に住みたいという方は、家賃相場がより安いエリアを選んで探すようにしましょう。

ただし、家賃相場だけでなく、日々の通勤や通学にかかる時間や交通費も考慮してエリアを決めないと、かえって毎月の出費が増えてしまう可能性もあるので注意してください。

自分の生活圏内の中でできるだけ駅から遠い物件を探す

一般的に、駅から遠い物件は家賃が安い傾向にあります。駅から遠い物件はアクセスが悪く不便に感じるかもしれませんが、その分家賃も安くなります。

また、線路から遠ければ騒音も少ない可能性もあります。
さらに、駅まで歩く時間を運動として捉えれば健康につながりますし、自転車を利用すれば遠さもあまり気にならないかもしれません。

ただし、駅から徒歩で移動できる距離は人によって異なるため、自分が生活できる範囲を考えて物件を探してください。

急行が止まらない駅にある物件は狙い目

実は、急行が止まらない駅にある物件も狙い目です。
なぜなら、急行が止まらない駅は利便性が低く、駅近であっても急行が止まる駅に比べて家賃が安いことが多いからです。

築年数が古い物件を探す

築年数が古い物件はあまり人気がなく格安物件であることが多いですが、築年数が古くてもリノベーションされていて綺麗な物件はあります。

また、築年数が30年くらいの建物はバブル期に建てられた建物が多く、家賃が安い割に作りがしっかりしている物件も多いです。
このように、築年数が古い格安物件でも条件がいい物件は存在しますので、ぜひ調べてみてください。

不動産業界の閑散期に契約する

実は家賃は1年を通して変動することはご存知でしょうか。
不動産業界にも繁忙期と閑散期があり、1~3月の繁忙期は家賃が高く、4月中旬~8月の閑散期は家賃が安い傾向にあります。

家賃をなるべく安く契約したい方は、家賃の安い閑散期に契約するのがコツです。

また、不動産業界の閑散期は、大家さんも早く入居者を見つけたいと考えているため、家賃や敷金・礼金の値下げ交渉に応じてもらいやすい時期でもあります。
家賃が1年を通して変わらなくても、敷金・礼金などの初期費用を抑えることができれば、トータルで出費を抑えることにもつながるためおすすめです。

▶︎賃貸物件が安い時期にお得に探す方法とメリット・デメリット徹底解説

エレベーターのない5階建てマンションが穴場

建築基準により、高さ31m以上の物件はエレベーターを取り付ける義務が定められているため、ほとんどの6階以上の物件にはエレベーターが設置されています。

しかし、逆に5階以下の物件はエレベーターが設置されていないことが多く、階段で5階まで登らないといけないという不便性から、エレベーターのない5階建てマンションの家賃は安くなっている場合が多いです。

物件に無理のある条件がないかチェック

格安物件に限らず、どんな物件を探すとしても、その物件の条件が自分の生活に合っているか確認することは大切です。
もし、1つでも無理のある条件があれば、いくらその他の条件が自分に合っていたとしても、その物件で生活するのは厳しいでしょう。

ここでは特に格安物件を契約する前に確認してほしいことをいくつかあげます。

風呂やトイレなど必要な設備を確認

格安物件には、風呂やトイレ、洗濯機などの設備が他の入居者と共用、または、そもそも物件に備わっていないということが理由で、家賃が格安になっている物件があります。

もし、そういった設備がなくても銭湯やコインランドリーで十分だという方にとっては、このような格安物件はとてもお得な物件といえるでしょう。

部屋の広さや間取りを確認

部屋が狭く、間取りが特殊な物件は家賃が安い傾向にあります。
生活する上で支障のない広さや間取りであるかどうか、きちんと内見をしましょう。

昼間あまり家にいない人や家は夜寝るだけと割り切っている人にとっては、広さや間取りが原因で値下げされている物件は条件の良い格安物件になるかもしれません。

木造か鉄筋コンクリート造か、防音性を確認

格安物件は木造建築の物件が多く、木造は鉄筋コンクリート造よりも防音性があまり良くないので注意が必要です。
ただし、逆に防音性を気にしないという方は、家賃が安い傾向にあるので、木造の物件はオススメです。

また、探せば鉄筋コンクリート造の物件でも格安物件を見つけることはできますので、諦めずに探しみてください。

入居後の生活費も考えて探す

格安物件に住みたい方は、毎月の出費も抑えたい方がほとんどではないでしょうか。
「家賃が安い分、生活費が多くかかってしまい、結果的に日々の出費をあまり節約できなかった」というケースに陥らないよう、家賃だけでなく入居後にかかる生活費も考えて物件を探すのがオススメです。

プロパンガスよりも都市ガスの方が安い

物件で扱っているガスの種類は、主に「プロパンガス」と「都市ガス」の2種類あり、一般的に「プロパンガス」よりも「都市ガス」の方が毎月のガス代が安い傾向にあります。

生活費を抑えたい方は、事前に物件で扱っているガスの種類を調べて「都市ガス」の物件を選ぶのも効果的です。

コンビニだけでなく近くにスーパーがあると便利

毎日の食事にはコンビニがあれば十分な気もしますが、スーパーが近くにあれば、日々自炊をして毎日の食費を抑えることができます。
さらに、スーパーの方がコンビニより日用品なども安いことが多いため、生活費を抑えることもできます。

自分の条件に合ったお得な格安物件を探そう

今回は、格安物件の探し方や格安物件を探すときのコツについて解説しました。

格安物件を探すには、まず家賃相場の安いエリアを決めて、次に自分の希望の条件を絞って物件を探すようにしましょう。
根気強く探し続けていれば、きっとお得な格安物件が見つかるはずです。

部屋まるは、都内の格安物件を数多く取り揃えている不動産屋です。
賃料6万円以下の物件を専門的に扱っており、新築・築浅の物件やおしゃれなデザイナーズ物件など、幅広い選択肢の中から自分に合った物件を選ぶことができます。

格安物件を探すのに悩んでいる方は、ぜひ気軽にご相談ください。