一人暮らしの部屋のレイアウトとは?選ぶ部屋のポイントやおすすめのレイアウトを詳しく解説

一人暮らしでの部屋のレイアウトはどのようなものがあるのでしょうか。

特に、初めて一人暮らしをする方が部屋のレイアウトでは何が必要で重要であるかを判断するのは難しいです。

また、既に一人暮らしをしている方でも引っ越しを考えていたり、部屋のレイアウトを変えようと考えている方もいると思います。

そこで今回の記事では、一人暮らしをする予定の方やもう既にしている方に向けて、ワンルームのレイアウト方法や工夫できる点などを解説します。

一人暮らしは部屋選びが重要

新生活が始まり新しい部屋を探すとき、多くの方は部屋の広さを重要視します。

しかし、実は部屋の広さだけで物件を決めてしまうと後々後悔してしまう可能性もあるのです。

この理由としては、部屋が広くてもコンセントの位置などで自由に置ける家具が制限されてしまい部屋づくりが難しくなることがあるからです。

新生活で部屋づくりをする際は、必ず部屋の条件をしっかりと見てから物件を決めることが大切です。

1R(ワンルーム)と1Kの違い

新生活で一人暮らしをするとなるとイメージするのは部屋が一つのタイプの物件です。

しかし、実はこれにも1R(ワンルーム)と1Kと呼ばれる2種類のタイプがあるのです。

1Rとは、部屋とキッチンの間に仕切りがなく、玄関に入った時に全体が見まわせる状態の部屋のことです。
その一方で、1Kはキッチンと部屋にドアで仕切りがあるタイプの部屋です。

この違いをしっかりと理解して物件探しを行いましょう。

一人暮らしの部屋の平均の広さ

一人暮らしの部屋の平均の広さは7畳となっています。

もちろん住む地域によってこれは異なりますが、大体の一人暮らしの方が6~8畳ほどの広さで過ごしています。

広さが7畳でも、シングルベッドであれば、その他の必要なものを部屋においても窮屈に感じないことがほとんどです。

また、基本的のどの部屋でもクローゼットなどの収納スペースがあるため、物の整理にもそれほどまでは困らないと言えるでしょう。

ソファーは置ける?

7畳の部屋には、2人掛けサイズのものであれば置くことが可能です。

このくらいの広さの部屋であれば、大体の生活に必要な家具を置くことができ、リラックスできる空間を作ることができます。

これが7畳の部屋が人気である理由の1つであると言えます。

部屋を広く見せるレイアウトのポイント

生活に必要な家具が大体置けると言っても、ワンルームのためスペースが限られるのも事実です。

そのため、部屋をなるべく広く見せることでより過ごしやすい空間に近づくことができます。

ここからは部屋を広く見せるためのレイアウトの工夫をご紹介します。

家具は背の低いものを選ぶ

部屋を広く見せるためには、背の低い家具を選ぶようにしましょう。

この理由としては、部屋の中で立った時に遮る家具が少ないとその分体感的に部屋が広く感じるからです。

ラックなどは便利な分背が高いものが多いため、部屋を広く見せたいときには注意が必要です。

部屋の隅の活用

コーナーソファーやコーナーテーブルなどの部屋の隅に置ける家具がおすすめです。

通常のソファーや棚、テーブルの場合部屋の真ん中に置こうとすると、部屋が少し窮屈な印象になることがあります。

しかし、部屋の隅の角を利用できれば、部屋を窮屈に感じさせずに家具を配置することができるのです。

床が見える面積をなるべく多くする

家具を配置する際になるべく床が見える面積を多くすると部屋が広く見えます。

床が荷物や家具で埋まっており、移動するスペースほどしか見えてない場合、部屋が狭く見えてしまう傾向があります。

なるべく広々と部屋を見せるためにも家具を空間に余裕を持たせてレイアウトしましょう。

ワンルームでのベッド配置

多くの一人暮らしの方が長方形のワンルームに住んでいます。

この時部屋づくりで大きな課題となるのがベッドの配置場所です。
これに関しては主に2つの置き方のどちらかである場合が多いです。

ここからはこの両者のベッドの配置位置のメリット、デメリットをそれぞれ解説します。

窓際に寄せる

窓側に寄せて配置する方法は、ベッドを横にして置きます。

このメリットとしては、部屋を開けた際に手前側のスペースが広くなるため、家具の配置がしやすくなることです。
一方、デメリットとしては、窓側にベッドを寄せるため、窓への導線が確保しづらいという点です。

この配置方法は普段からベランダにあまり出ることのない方や洗濯物が室内干しである方にお勧めです。

壁側に寄せる

壁側に寄せて配置する方法は、ベッドを縦にして置きます。

このメリットとしては、窓への導線が確保されることや、窓が隠れないことから部屋が広く見えるということです。
一方、デメリットとしては、ベッドを縦に置くことでスペースが狭まり、置ける家具が限られてくるという点です。

この配置方法はベランダに日常的に出る方や、部屋に開放感、空間の余裕を出したい方にお勧めです。

一人暮らしの部屋のおすすめレイアウト

一人暮らしの部屋の家具のレイアウトにはどのようなものがあるのでしょうか。

その人その人によって必要な家具やそのレイアウトが変わってきます。

ここからはおすすめの家具のレイアウトとそれぞれがどんな方に向いているのかをご紹介します。

ローテーブル+ベッド

この組み合わせは、一人暮らしをしている方でよく見るレイアウトです。

ベッドを置いてローテーブルをその前に配置することでそこで食事をとったり、テレビを見ることができます。

家具が多い方や、とりあえず無難な配置にしたいという方におすすめのレイアウトです。

デスク+ローチェア+ベッド

デスクとチェアをローテーブルの代わりに置くこのレイアウトは、在宅勤務や家で作業する時間が多い方におすすめです。

ローテーブルで床に座って長時間作業するのは身体が固くなってしまい、辛く感じることがあります。

しかし、デスクで作業すればその心配も減り、仕事や課題に集中できるのです。

デスク+ソファー+ベッド

デスクを置いてソファーとベッドを置くのもよいでしょう。

部屋に置く他の家具が少ない方には、このレイアウトがおすすめです。

デスク+ローテーブル+ベッド

先程と同じように部屋に置く他の家具が少ない方には、このレイアウトもおすすめです。

この場合、ローテーブルがあることから床でくつろぐことが可能です。

1人掛けソファー+ベッド

1人掛けソファーはあまり場所をとらずに尚且つくつろげる空間を作ることができるため、とてもおすすめです。

この場合はソファーの色味を部屋に合わせてあげるとより部屋に統一感が出ます。

ダイニングテーブル+布団

ダイニングテーブルと布団の組み合わせは部屋を広く活用することかできます。

ベッドではなく布団を活用することで起きている間は布団を畳んでしまっておけるためスペースの確保が可能です。

ベッドでなくても睡眠に問題がないという方には部屋を最大限広く使えるこのレイアウトはおすすめです。

ローテーブル+ソファー+ベッド

ローテーブルとソファーを置くことでより快適にくつろげる空間を作ることができます。

他の家具が少ない方であればベッドも問題なく置くことができるためこのレイアウトがおすすめです。

デスク+布団

デスクと布団の組み合わせはリモートワークが多い方におすすめです。

布団は使わない日中は畳んでしまっておけるため、リモートワーク中で会議などでビデオで部屋が映ってもすっきりした印象になります。

ライフスタイルに合わせたレイアウトが大切

人それぞれに違ったライフスタイルがあり、その分部屋に置く家具やそのレイアウトも変わってきます。

自分のライフスタイルに合わせた部屋づくりをすることが一人暮らしではとても大切です。

まとめ

今回の記事では、一人暮らしの部屋のレイアウトについて、そのポイントやおすすめのレイアウトの例をご紹介しました。

一人暮らしでは自分がより過ごしやすい空間で日々の生活を送りたいものです。

一人暮らしをする際は、今回の記事の内容を参考にして部屋づくりをしてみましょう。