新生活で部屋づくりをする際、どのようなことを意識するのが大切なのでしょうか？

人によって違うものの、実は入居前に知っておく必要があるポイントも多くあるのです。

新生活で新しく部屋づくりをする方には気になる点も多いと思います。

今回の記事では、そのポイントや部屋づくりにおいての工夫についても詳しく解説します。

新生活の部屋づくりでは部屋が重要

新生活が始まり新しい部屋を探すとき、多くの方は何を基準にして物件を決めるでしょうか。

物件でよく見るポイントは立地や家賃、サニタリースペースの構造などがあります。
その中でも、部屋の広さを最も重要視する方はとても多いです。

しかし、実は部屋の広さだけで物件を決めてしまうと後々後悔してしまう可能性もあるのです。

この理由としては、部屋が広くてもコンセントの位置などで自由に置ける家具が制限されてしまい部屋づくりが難しくなることがあるからです。

新生活で部屋づくりをする際は、必ず部屋の条件をしっかりと見てから物件を決めることが大切です。

1R（ワンルーム）と1Kの違い

新生活で一人暮らしをするとなるとイメージするのは部屋が一つのタイプの物件です。

しかし、実はこれにも1R（ワンルーム）と1Kと呼ばれる2種類のタイプがあるのです。

1Rとは、部屋とキッチンの間に仕切りがなく、玄関に入った時に全体が見まわせる状態の部屋のことです。
その一方で、1Kはキッチンと部屋にドアで仕切りがあるタイプの部屋です。

この違いをしっかりと理解して物件探しを行いましょう。

生活スタイルに合わせたレイアウトを考える

新生活で1から部屋づくりをする場合、自分の生活スタイルに合ったレイアウトにすることが最も重要です。

その人その人によって部屋での過ごし方や、心地の良い家具の種類なども異なります。

そのため、自分に合った家具やその配置を行えるように前もって考えておきましょう。

新生活の部屋で必要な家具は？

新生活の部屋で必要となる家具は人によって異なります。

しかし、誰でも共通して入居時点で部屋にないと不便であるものが主に3つあります。

ここからはその3つをすぐにそろえた方がよい理由とともに解説します。

カーテン

カーテンは引っ越し当日から必ず部屋にある状態に準備しておきましょう。

引っ越し前はあまり緊急性を感じない方もいますが、カーテンがないと外からの視線を遮るものがなく、部屋の状態が丸見えになってしまいます。

特に１階の物件に住む方は必ず用意をしておくことをおすすめします。

そのため、カーテンは入居時点で必須であると言えます。

寝具

寝具も入居時点で合った方がよいでしょう。

ベッドフレームをすぐに用意することはできなくても、敷布団や掛け布団、枕、毛布は入居当日までに必ず用意しましょう。

引っ越してから新しい部屋で作業したり、過ごすのは体力を使うのです。

そのため、疲れた体をしっかりと休めることができるように寝具は早めに用意しておきましょう。

テーブル

テーブルは入居日のから、食事や手続き用紙の記入などで使うことができるためなるべく早めに用意しておきましょう。

テーブルが入居当日までに用意できない場合、段ボールなどで代用することも可能ですが、それでは落ち着いて過ごすことが難しいです。

睡眠と同様しっかりと食事をとって体の健康を保つためにもテーブルは早めに用意しましょう。

新生活での家具の揃え方

新生活で部屋づくりをする際、家具をどう揃えるかで悩む方は少なくありません。

ここからは新生活での家具の揃え方やそのポイントを解説します。

家具の購入場所を決める

家具の購入場所をどこにするかは迷う方が多いです。

最近では店舗に出向かなくても、インターネットで気軽に商品を探すことができます。

どちらの方法で家具を購入するかに関してはその人が求めることによって変わってきます。

より多くの家具の中から見つけたいという方やより安く購入したいという方はインターネットで家具探しをするのがおすすめです。
一方、しっかりと実物を見て購入を判断したいという方は店舗に出向くのがよいでしょう。

どちらにせよ、自分が満足できる家具を見つけることが大切です。

お届け日が柔軟な店で購入する

先程出てきた入居当日に欲しい家具などはなるべくその日中に持ってきてもらう必要があります。

そのためには、家具のお届け日が柔軟である店で購入することをおすすめします。

日時指定が難しいとなると、当日や引っ越し後に荷物を受け取ることができず、予期せぬトラブルが起きてしまう可能性があります。

これを防ぐためにも、店で家具を買う場合はなるべく早めに相談しておくのがよいでしょう。

ラグを敷くかどうか決める

部屋づくりをする際にラグが必要かどうかは迷う方が多いです。

必ずしも生活するのに必要なわけではありませんが、合った方が生活しやすいのも事実です。

これに関してはソファーを置くなら買わない、ローテーブルで床に座る形をとる場合は買うといったようにその部屋の全体像をイメージしてから決めるのがよいでしょう。

また、家具の下や部屋全体にラグを敷きたい場合は、引っ越し前か入居当日に用意できるようにしておきましょう。

家具選びのポイント

新生活の部屋での家具選びとなると、何を置くべきかは重要なポイントです。

特に1人暮らしの場合、多くの家具を1つの部屋の部屋に置くことは難しいです。

そのため、本当に必要である家具を厳選することが大切です。

ここからは新居で暮らす際に必要度の高い家具をご紹介します。

テーブル

先程も出てきた通り、テーブルの必要性はとても高いです。

食事だけでなく、勉強をする際にもテーブルがあることによって生活がより過ごしやすくなります。

部屋のスペースをとってしまうのが気になる方は、使わない時は折りたたんでしまっておける折りたたみ式のテーブルを購入するのをおすすめします。

ベッド

ベッドも部屋で過ごす際にとても重要な家具となります。

特に今まで敷布団ではなく、ベッドの上で睡眠をとってきた方にとっては新居でもベッドを用意することをおすすめします。

睡眠の質は生活スタイルに大きく影響するため、しっかりと自分に合ったベッドを選ぶようにしましょう。

棚やキャビネット

棚やキャビネットに関しては必要なのかどうか迷う方が多いです。

しかし、実際に暮らしてみると収納スペースがあるのとないのではだいぶ部屋の過ごしやすさが変わってきます。

大学生の方などは入学後、教科書を大量に購入することがあるため、その置き場に困ってしまうというのは珍しい話ではありません。

また、社会人の方でも仕事で使いたい資料や本などを片づけられる棚やキャビネットがある方が暮らしやすくなります。

収納ケース

収納ケースも棚やキャビネットと同様に部屋での過ごしやすさに関わります。

収納ケースにもさまざまな種類がありますが、布でできたものであれば使う時以外はコンパクトに畳んでしまっておけることができるため持っておいて損はないでしょう。

また、クローゼット内の仕切りとして使える収納ケースもあるため、用途に合わせて必要なものを用意しましょう。

過ごしやすい部屋にするには？

新生活での部屋を過ごしやすいものにするためにはどのような工夫をすればよいでしょうか。

ここからは過ごしやすい部屋を作る際のポイントを解説します。

家具のレイアウトを考える

まず家具のレイアウトを考えるうえで最も重要なのが部屋をなるべく広く見せることです。

ワンルームを広く見せるためには窓をなるべくふさがない家具のレイアウトを考えましょう。

部屋に光が入ることで明るく奥行きのある空間になります。

落ち着けるゾーニング

日中活動するゾーンと夜寝るゾーンをなるべく分けることをおすすめします。

日中はテーブルやソファーで食事や勉強、娯楽を行い、夜はベッドに行き休むというのが理想です。

ワンルームはなかなかスペースを確保するのが難しいこともありますが、就寝するためのスペースの確保は日々の暮らしのために大切です。

収納をすっきりさせる

収納スペースをうまく活用するのも快適な部屋づくりにおいて重要なポイントです。

そのためには、収納スペースに8割程度に物をしまうのがよいでしょう。
あまりモノを詰めすぎてしまうと収納スペースを使いこなすことが難しくなります。

この点をしっかりと抑えて収納スペースをうまく利用できるようにしましょう。

照明を使う

照明を使うことで部屋の雰囲気を変えることができます。

照明にも色々な種類がありますが、ベッドサイドやチェストの上に置けるサイズのものであれば場所をとらず、より部屋を過ごしやすくしてくれます。

ファブリックの選び方

カーテンやベッドリネンなどのファブリックは面積が大きい分、部屋の雰囲気に大きく影響します。

自分が好きな色合いや、リラックスできる素材や色を選ぶことで部屋をより快適に落ち着く空間にすることができます。

ナチュラル系の場合は、オフホワイトやベージュ、キナリなどの色合い。
シンプル系の場合は、ホワイトやライトグレー、ライトブルーなどの色合いを選ぶとよいでしょう。

植物やアートを置く

必ずしもないといけないわけではありませんが、植物やアートを置くことでより部屋を自分好みの空間にすることができます。

シンプルな部屋でも花があったり、小さなアートが飾ってあるだけで部屋の印象も華やかになります。

植物の場合、お世話が気になる方はドライフラワーなどを置いてもよいでしょう。

部屋を過ごしやすく保つためには

せっかく部屋づくりをしたなら、そこで快適に過ごしていきたいものです。

そのために、部屋での過ごしやすさを保つ方法をご紹介します。

毎日の掃除

日ごろから掃除を定期的に行うことは部屋の過ごしやすさに繋がります。

整理整頓や掃除が習慣になるように毎日少しづつの掃除を意識しましょう。

必要なものを決める

必要なものと、あまり使わないものをしっかりと分けるのも大切です。

部屋に物があふれていると落ち着かない印象になってしまいます。

定期的に整理整頓の並行してそれが本当に必要であるかを考える時間をとりましょう。

収納BOXの活用

収納BOXの利用は部屋での過ごしやすさに大きく影響します。

數納スペースがあるほどその分部屋がすっきりとするため、種類や化粧品、小物などは収納スペースをうまく活用して整理整頓しましょう。

インテリア性を出す

ある程度慣れてきたら、部屋に個性を出すためにお皿や洋服をあえてインテリアとして飾るのもよいでしょう。

自分が好きなものに囲まれた部屋では、よりリラックスして過ごすことができます。

新生活には自分好みの部屋づくりが大切

新生活の部屋づくりでは自分好みに家具のレイアウトや種類を決めましょう。

そのためには、部屋の系統をはじめから決めておき、それに沿って家具やその配置を決めるのがおすすめです。

家具の系統がちぐはぐになり落ち着かない部屋になってしまうのを避けることができるため、部屋づくりの際に前もって意識するのがよいでしょう。

まとめ

今回の記事では新生活で部屋づくりをする際のポイントを解説しました。

自分好みの空間を作ることでより過ごしやすい部屋することが大切です。

部屋づくりの際は、ぜひ今回の記事を参考にしてください。